働き方

公務員1年生が心がけるべきことは?【元公務員人事が解説】

 

こんにちは、元公務員人事のしょうです。

 

役所に採用されて、ちゃんと仕事できるか不安です…
これから役所でバリバリ出世してやるぞ!

 

今回はこういった方に向けて、公務員としてのキャリアをスタートするうえで知っておくべき仕事の心構え的なことについて、僕の経験を基にお話しします。

基本的には公務員1年生が読むことを想定して書きますが、1年目ではない若手公務員の方や、これから公務員を目指す方にも参考になるかと思いますので、気軽に読んでもらえればと思います。

 

それでは、見ていきましょう!

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僕(しょう)の公務員としてのキャリア

今回は、あくまで僕自身の役所経験を基に記載する「主観100%」の記事です。

ゆえに多少なりとも僕の経験や歩んできたキャリアに目を引く部分がないと、そもそもの説得力もないし、誰もそんな記事を読んでくれないと思います。

なので、ここでは僕の役所でのキャリアについて、可能な限り凄そうに紹介します。

・新採では生保ケースワーカーに配属(普通の新採)

・2年目で後輩のOJTや研修を任される(まあまあ期待される)

・採用3年目で花形部署の人事課に異動(ここで大きな転機が来る)

・あまりの忙しさに潰れかけるも持ちこたえる(チャンスをものにする)

・エースポジションの採用担当と異動担当を任される

・29歳のとき最短のタイミングで係長試験に合格

・人事を5年経験し、最も注目される事業担当課に異動

 

どうでしょう、自分で紹介するとかなり鼻につきますね(笑)

僕は公務員では少数派の「出世欲が強い」若者でしたが、必ずしもそういう人でなくても、多くの人が「仕事で成果を出したい」とか「役所の中で良い人間関係を築きたい」という想いは持っているはずなので、これから書くことは少しは役に立つのではないかと思います。

 

新採研修の正しい受け方

まずは、入庁してすぐの新採研修の受け方ですね。

内容が難しすぎて全然覚えられないよ…

という方も、安心してください。

何を隠そう、僕も全く覚えられませんでした(笑)

というのも、研修で説明される内容は小難しくて知らない単語ばかりだし、講師の人たちは台本棒読みでつまらないしで、こんなもん全部覚えろというのが無理な話です。

 

じゃあ新採研修を聞く必要はないかと言うと、そうではありません。

僕が考える研修の正しい受け方は、「実際に配属先で仕事をするときに研修資料を辞書的に使えるようにしておく」ということです。

 

例えば、仕事をしているときに「事務分掌」というワードが出たとします。

その時に、頭の片隅に「事務分掌ってなんか研修で習った気がするぞ?確かこの資料に書いてあったような…」と資料を出してきて、その内容を改めて調べるのです。

なので、数か月後、数年後に、仕事の場面ですぐにそのページを開いてすぐにその内容を思い出せるように、インデックスで項目が分かるようにしたり、そのとき理解した内容を自分の言葉でメモに残したりして、「自分専用の辞書としての機能を高めておく」ことが大事です。

 

多くの新採職員は、その単語を研修で習ったことさえ忘れているので、「細かい内容はともかく何の項目について研修を受けたか」ということと、「その内容はどの資料のどこに記載されているのか」ということだけでも覚えていれば、仕事するうえで他の同期たちよりもかなり有利になります。

 

同期との関係で心がけること

同期で友達は多い方が良さそうだけど、そんなに何人も仲良くなれるかな…

大丈夫、定期的に飲みに行くような仲の良い同期の友達なんて、数人いれば十分です。

それよりも、「お互いに顔と名前が一致して、すれ違ったら軽く挨拶する程度の同期」を一人でも多く作っておくことが大事です。

 

なぜかと言うと、仕事をしていると、色んな場面で様々な部署に連絡を取る必要が出てきます。

その際、その部署に顔見知りの同期が一人でもいれば、まずはその同期に電話して、「○○の事業について聞きたいんだけど、その部署だと誰が一番聞きやすいか教えてくれない?」みたいな攻め方ができるんです。

全く知らない部署のどんな人かも分からない担当者にいきなり連絡するのってストレスですし、ハズレの担当者を引くと仕事が停滞してしまうので、各部署にいる同期と気軽に喋れる状態にあることは、仕事をする上でかなり有利になります。

 

そういう微妙な間柄の同期にどうやって話しかけたらいいのか悩む人もいるかと思いますが、そこは「研修の時に喋ったの覚えてる?」みたいな感じで図々しく話しかけましょう(笑)

そもそも相手からしても同期が自分のことを覚えてくれているのは嬉しいものですし、それ以降は相手も仕事上であなたのことを頼れるようになるわけですから、Win-Winでしかありません。

 

同期以外のコミュニティにも入ろう

これは上で書いたのと同じ理由です。

同期以外にも、先輩や後輩に顔見知りが一人でも多くいれば、それだけ仕事はしやすくなります

 

役所は福利厚生が充実しているので、「テニスサークル」や「英会話サークル」のようなサークルがあると思いますし、「○○県人会」といった集まりや、個人が主催する「登山同好会」みたいなコミュニティなどもたくさんあると思いますので、興味があるものはなるべく積極的に覗いてみてください。

余談ですが、僕が人事課に異動することになったのも、サークルの先輩に人事課OBがいて、その人が推薦してくれたんじゃないかと睨んでいます。本人に聞いても頑なに否定されますが(笑)

 

配属された所属で心がけること

まず最初に大事なことは、上司や先輩たちに「こいつに仕事を教えてあげたい」と思ってもらうことです。

ここで躓いてしまうと、仕事で分からないことがあっても教えてもらいづらくなったり、人間関係で悩むことになったりします。

 

僕がなぜこのことを意識するようになったかと言うと、新採の時、隣の係に入ってきた1期下の後輩が職場に全く馴染めていないことがありました。

最初は原因が分からなかったのですが、その係の係長とプライベートで飲みに行く機会があったので話を聞いてみると、「○○君(1期下の後輩)はね~、配属された初日に『僕は○○がやりたくて役所に入ったので、生活保護の仕事には興味がありません』と言ってしまって、ベテラン陣から総スカンなんだよね…」とのことでした。

確かに相手の立場になって考えると、そんなことを言う新採には仕事を教えたくなくなるのも分かりますし、新採の姿勢としてはもったいないですよね。

(正直「いやいや、そうは言っても大人なんだから、ちゃんと仕事教えてあげてよ」とは思いましたが…)

 

僕は新採のとき、隣の席のOJTの先輩が気難しい人だったので、その人のことを調べて野球好きと分かれば野球の話を振ったり、「プロ野球が観れる居酒屋があるので今度行きましょう」と誘ったり、係長には飲みの席で「○○係長のおかげで仕事が面白くなってきました」と言ってみたりと、我ながら小賢しい新採だっと思いますが(笑)、そのおかげで仕事はしやすかったですし、その時の先輩や上司とは今でも飲みに行く関係が続いています。

 

仕事へ取り組み方

まずは自分で調べてみよう

仕事で分からないことがあれば、まずは自分で調べます。

前任者の昨年度のやり方やマニュアル、条例や規則、それこそ研修資料など、調べられる範囲で自分で調べてみましょう

これをやることで業務への理解度が増しますし、何でもかんでも人に聞いてると「自分で調べてみた?」と返されるのがオチです。

 

調べて分からなければ質問する

自分で調べろとは言うものの、1時間も2時間も調べていると、仕事が停滞してしまいます。

調べられる範囲で15分、せいぜい30分ぐらい調べても分からなければ、遠慮なく上司や先輩職員に質問しましょう。

その際、「~~までは確認したのですが」と、事前に自分でも調べてみたことは必ず前置きすることが大事です。

これによって、聞かれた方はどこから説明すればよいか目途が立ちますし、「この子はちゃんと自分で学ぼうという姿勢があるな」と、社会人としての基礎があることを評価してもらえます。

 

自分の担当業務にプライドを持つ

最後になりますが、仕事で評価されるかどうかは、このマインドを持っているかどうかが大きいと思っています。

と言うのも、周りの若手公務員を見ていると、「この件は去年からこのやり方ですし…」とか、「上がこう言ってますんで」みたいな説明をする人が多いのですが、僕からすると「でも今の担当者はあなたでしょ?あなたはどう思ってるの?」と言いたくなります。

・誰よりも詳しいと自負できるまで担当業務のことを調べ尽くす

・アンテナを張って積極的に色んな場所に情報を取りに行く

・自分のした仕事には自分で責任を取ろうとする

(例)自分の上げた決裁のことで課長が係長のところに質問に来たら、立ち上がって自分で説明する等

こういった姿勢が大事です。

 

まとめ

今回は1年目や若手公務員に向けた、仕事の心構えや姿勢について書きました。

 

出世することや花形部署に行きたいかどうかは人それぞれだとは思いますが、少なくとも人にやらされているうちは仕事なんて楽しくないですし、自分で仕事を動かしたり、責任を取れるようになると楽しくなってきます

 

ぜひとも皆さんには、間違っても受け身で消極的な公務員なんかにはならずに、主体的に仕事をして、仕事を楽しんでほしいと思っています。

そして、その姿勢で仕事をしていれば、必然的に評価は後からついてくることでしょう。

 

それでは、また。

 

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